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2011.12.16
12月17日(土)公開、ホラー映画『王様ゲーム』を熊井友理奈、鈴木愛理が語る!!

 Berryz工房、℃-uteというハロー!プロジェクトの2大グループが総出演、原作はケータイ小説として閲覧者数3000万を誇り、書籍化、コミック化もされている人気作品という話題満載の本作。ある夜、クラス全員に、“王様”という送信者から突然届いたメールには、王様からの命令に24時間以内に従わなければ罰を与えると書かれていた。そして次々と届く命令……。従わなかったものには罰が下され、次々に抹消されていく!? 物語の中心となる少女・本田智恵美を演じる熊井友理奈ちゃん、クールにクラスメイトたちを見つめる謎めいた少女・岩村莉愛を演じる鈴木愛理ちゃんの2人にお話を映画に関してのお話を伺った!

『王様ゲーム』を熊井友理奈、鈴木愛理が語る!!
PROFILE
熊井友理奈(左) くまい ゆりな/1993年8月3日生まれ、神奈川県出身。2002年ハロー!プロジェクト・キッズオーディションに合格。2004年、Berryz工房のメンバーに選ばれメジャーデビュー。今回『王様ゲーム』では、初めての主演に選ばれ、女優として今後の活躍が期待される。

鈴木愛理(右) すずき あいり/1994年4月12日生まれ、千葉県出身。2002年ハロー!プロジェクト・キッズオーディションに合格。2005年℃-uteのメンバーに。さらに2007年にはBuono!のメンバーにも選ばれる。今年は女優としても数多くの作品に出演、大活躍中!

HH まずは熊井さんは映画に初主演ですね!
熊井 映画に出演するのも7年ぶり(『ほたるの星』(2004)以来)なんです。まだ小学生の時に出ただけなんで、もうほとんど初出演に近い感じで、映画の撮影自体も、どうだったかすっかり忘れてました。どうやって台本を覚えたらいいのかも忘れていて、もう主演が決まってから、プレッシャーばかりだったんです!
HH そして今回ともに主演という鈴木さんは、今年は映画や映像作品に主演、出演されています。
熊井 いっしょに撮影していて、やっぱり愛理はさすがだなあって。
鈴木 いえいえいえ~ッ!!!(汗) そんなことないですよう~!! (と変なアクションを)
熊井 普段はこんな感じなんですけど(笑)、撮影に入るともう目の色が変わるんで。一番最初に撮影したのが愛理といっしょのシーンだったんです。私は「どうしようどうしよう!」ってテンパってたんですけど、愛理は落ち着いていてさすがだなぁって。すごく勉強になりました。すごくいい刺激をもらいました。
鈴木 いや~、そんなことないんです(照)。わたし、ろれつが回らないし滑舌が悪いんですよね。最初のシーンから、わたしが演じる莉愛ちゃんはセリフが多かったんで、プレッシャーはありました。どの現場でも「滑舌が悪い」って言われるんで……しかも『王様ゲーム』の撮影期間って、ものすごく寒かったんです。だから余計にアゴが固まっちゃって、ろれつが回らなくて……。すごくいいシーンでも、わたしがつっかえたりするとみんな笑っちゃうんですよ! だからホントに悪いなあって……でも今回は、熊井ちゃんがいっしょだったんで、安心してできました。
HH 2人がいっしょの仕事って、珍しいですよね。
熊井 そうなんですよ!
HH でも2人とも抹茶のお菓子などなどが好きだということで……。
鈴木 そうなんです! “抹茶ーず”を結成してるんです! このコンビ名を広めていこうと思ってるんです。
熊井 抹茶好きというだけじゃなくて、2人ともそれぞれのグループで1人だけのB型なんです!
鈴木 抹茶好きでB型の“抹茶ーず”をよろしくお願いします!
HH (笑)。じゃあちゃんとここは、インタビューに書いておきましょう。
熊井鈴木 よろしくおねがいします!
鈴木 でも、『王様ゲーム』の現場はB型が多かったんだよね!
熊井 そうそう! ベリキューではB型はわたしたちだけなんですけど、撮影現場では仲間が多くて心強かったです。



HH B型が多くて、“抹茶ーず”は心強かったということですね! 撮影はいつごろ行われたんですか?
熊井 5月末からですね。
HH 演技では経験を積んでいる鈴木さんから、熊井さんにアドバイスとかはあったんですか?
鈴木 いやいやいや、なに言ってるんですかぁ~っ!? アドバイスなんてそんな! 逆に熊井ちゃんは舞台とかでも滑舌がいいから、わたしからするとうらやましいです。それに真剣なセリフを言っているときの熊井ちゃんの顔が大好きなんですよ。「きれいだなぁ、美人だなぁ」って思って!
熊井 ええええ~っ(照)。いやいやいや、そんな全然です。
HH 熊井さんは、初主演とは思えない、堂々とした演技でしたね。
熊井 ありがとうございます。でも、本番の前とかは緊張して、台本も手放せなくて……プレッシャーでご飯が食べられなくなっちゃました。「食欲がなくなるって、こういうことなんだ!」って初めて知りました。
HH これまで食欲がなくなることがなかったんですね!
熊井 なかったですね。これまではプレッシャーはあっても、食欲だけはあったんで。でも本当に今回は食欲がなくて、ビックリしました!
HH 鈴木さんは、逆に撮影現場で食べるのが楽しみだということで……。
鈴木 そんな……当たり前じゃないですか~(笑)。しかも現場では莉愛ちゃん1人のシーンも多かったですし、みんなとはちょっと距離がある役なんで、ご飯だけがみんなとワイワイできる時間だったんですよ! 今回は演技中、1回も笑うシーンがないんで、ご飯だけが笑える時間でした。それに現場が寒かったんで、いつもあったかいご飯が用意されていておいしかった!

HH (笑)。そして今回は、Berryz工房と℃-uteが総出演です。
熊井 『王様ゲーム』自体が学園ものなので、Berryz工房と℃-uteが本当に同じクラスだったらこんな感じなのかなって思いました。
鈴木 教室のシーンでは、わたしは後ろのほうの端っこの席で、セリフもなく、みんなの演技を見ている役だったので(笑)、「あの子、セリフないときあんな演技してるんだ」とか、いろいろ学ばせてもらいました!
HH ずっとメンバーを観察していたんですね!
鈴木 残念だったのは、熊井ちゃんだけは斜め後ろなので観察できなかったことですね(笑)。
HH ℃-uteのメンバーの中では、岡井(千聖)さんが優等生役というのが、ギャップがあって面白かったです。
熊井 メガネをかけた頭のいい役で、びっくりしました。
鈴木 千聖はセリフも長いし難しい言葉も多いから、大変そうでしたね。「どうしたらいいの!? セリフ長いんだけど!」って! 私はその演技を、後ろからずっと観察してました(笑)。
HH (笑)。あとはBerryz工房の菅谷(梨沙子)さんも、本人とギャップがある役でした!
鈴木 梨沙子は、学級委員長役なんですよね。
熊井 梨沙子もメガネをかけて、いつもとは違う感じですね。
HH 共演の桜田通くんは、ハイパーホビー読者には野上幸太郎/仮面ライダーNEW電王役で知られていますが、共演はいかがでした?
熊井 やっぱりいろいろな作品に出演されているので、勉強になる部分が多かったですね。わたしはいっしょのシーンが多かったんですけど、何回もNG出しちゃって、もう迷惑かけてばっかりで……申し訳なかったです。でも桜田くんにはご飯休憩のときに、エビについて語られました! なんか「エビは昔、魚介類じゃなくて虫だった」みたいな豆知識を教えてもらいました!
鈴木 そんなこと話してたんだ! わたしは桜田くんと『こびとづかん』について話しました。私も好きだったんですけど、桜田くんは“カクレモモジリ”が大好きだって力説し始めて……意外と変わった方だということがわかりました(笑)。



HH なかなか楽しそうな現場ですが、今回はホラー映画ということで、熊井さんはホラーは……。
熊井 ホラー映画は得意じゃないんですよ~。心霊写真とか映像とかは見るの好きなんですけど、映画となると観るのに勇気が必要です。でも『王様ゲーム』の撮影をして、ホラー映画ってこういう風に撮影するんだって、すごく勉強になりました。カメラの角度とかがちょっと違うだけで、もっと怖い映像になるとか、そういういろいろな工夫があって、すごいなと思いました。
HH 鈴木さんは、最近ホラー映画に出演が続いてます。
鈴木 そうなんですよね~、最近ホラーづいちゃってます(笑)。最初に主演をやらせてもらった『携帯彼女』がホラーだったので、そのときは驚く顔とかなかなかできなくて、大変だったんです。でも今回は逆に表情は無で、メイクもひとりだけチークとかなしで、人間味をなくして欲しいと言われたんですよ。謎のオーラを出したいということで、不気味な演技を練習しました。原作を読ませていただいたので、そのイメージを崩したくなかったんで、そこは注意して演じました。
HH 鈴木さんは、劇中に流れる曲も歌っていますね。
鈴木 台本にまず、わたしの歌から始まるってあって「えっ!? なに? この役で歌?」って、ビックリしました。でも……レコーディングは楽しかったです(笑)。いつもとは違う歌いかたで、高い声を出したりしてます。予告編にも使われてますし、挿入歌として重要なところで使われていて自分でも驚きました。
熊井 曲的にはわらべ歌みたいな明るい感じなのが、逆に不気味で……わたしも試写で聴いて、怖いなって思いました。

HH 鈴木さんの歌う曲も、しっかり聴かなければいけませんね! さて、『王様ゲーム』は物語としてもかなり衝撃的ですよね。
鈴木 現在開催しているベリキューのコンサート(12月25日浜松で千秋楽)で、予告編を流しているんですけど、毎回観るたびに鳥肌が立ちますね。熊井ちゃんの「こないで!」っていうところと、ラストに残り8人って出るところで!
HH 予告編だけで! それはかなりなもんですね。熊井さんは、ラストかなりの熱演をしていますよね。泣きの演技もあります!
熊井 あのシーンは大変でした! まず泣けるのかなって不安でしたね。そうしたら本番前のテストで泣いちゃって、本番になったら涙が出てこなくて……そういうコントロールがまだまだできないんですよね。映画の撮影って、シーンを順番関係なくバラバラに撮るんですけど、そこのシーンは順番に撮るようにしていただいて、感情を入れやすかったんですけど、テストで泣きすぎちゃいました。もう、涙が出なくて焦っちゃって……でも、最後には無事にちゃんと撮影できたので、いまはすごくホッとしてます。8年ぶりの映画なので、もうほとんど初めてみたいなものだったんですけど、わたしなりにガンバった作品なので、みなさんに観て欲しいです! どういう結末になるか、楽しんで観てもらえたら嬉しいです。
鈴木 私が演じている役も、原作とはちょっと違う結末だったりするので、原作を読んでいるというかたにも楽しんでもらえると思います。

HH 原作を読んでいる人にも、読んでいない人にも観に来て欲しいですね! さて『王様ゲーム』もそうですが、コンサートや舞台など、Berryz工房と℃-uteのコラボレーションが今年は多かったです。
熊井 昔、ハロー!プロジェクト・キッズとして、いっしょだったんで、わたしは、懐かしい気持ちが大きいです。昔はみんな子どもだったのに、「みんな大人になったなぁ」って思いましたね。Berryz工房と℃-uteを比べると、あんまり年齢は変わらないのに、Berryzってなんだか大人なんだなって思いました。
鈴木 Berryz工房は大人です。
熊井 Berryzだけでいると、あんまり感じなかったんですけど、℃-uteと比べると落ち着いているというか……うるさいときはうるさいんですけど、基本はみんな落ち着いていますね。Berryzのほうが平均年齢がちょっとだけ高いんですけど、それは感じましたね。
HH ℃-uteのほうが、うるさいんですか?
鈴木 うるさいっていうか、うるさい種類が違うんですよね。わかりやすくいうと、Berryzは“ガールズトーク”的なキャピキャピした盛り上がりなんですよ。でも℃-uteは、“中学生”的な盛り上がり系なんです!!
熊井 ああ、確かに! わかりやすい!
鈴木 でもベリキューがいっしょになると、それぞれの盛り上がりが合体して、違う盛り上がりになったりして、楽屋の雰囲気もいつもと違って面白いんですよ!



HH そしてBerryz工房×℃-ute(ベリキュー)のシングル『甘酸っぱい春にサクラサク』(発売中)が『王様ゲーム』の主題歌です!
鈴木 『甘酸っぱい春にサクラサク』のミュージックビデオ撮影のときは、わたしと熊井ちゃんはずっといっしょにいたんですよ。学校の校舎での撮影だったんですけど、いっしょに撮影現場を抜けて廊下を歩いたりとか、うろちょろしてました。
熊井 2人は、自由人でした(笑)。
鈴木 でもどこも行くとこないから、撮影現場に戻ってくるみたいな(笑)。
熊井 撮影は夏だったんですけど、衣装が袴だったんで、暑くて暑くて……2人で扇風機を占領してましたね!

HH (笑)。Berryz工房と℃-uteのいろいろなコラボレーション、2人は刺激になるような部分はありました?
熊井 舞台『戦国自衛隊』では、愛理とはいっしょじゃなかった(Berryz工房と℃-uteのメンバーをシャッフルした2つの舞台が開催された。DVDが好評発売中)んですけど、いっしょだった℃-uteの(矢島)舞美ちゃんとなっきぃ(中島早貴)ちゃんは台本を覚えるのが早くてビックリしましたね。
鈴木 その2人は早いよ!
熊井 「えっ、もう台本持たないで稽古するの!」って。Berryzはみんな、台本持ちながら完ぺきにやって、徐々に積み重ねるっていうメンバーが多いんです。でもそれで焦っちゃって、早く台本覚えなきゃって。
鈴木 わたしは舞台の稽古に入る前にBuono!のライブがあったんでみんなより入るのが遅くて、迷惑かけたんですけど、こっちの稽古ではわたしが合流したときに、Berryzの(徳永)千奈美ちゃんがもう台本持ってないんですよ。
熊井 ちぃ(徳永千奈美)は覚えるの早い!
鈴木 わたしがまだ1行も覚えてないのに、台本を持ってなくて、もうそこで焦っちゃって! でもBerryz工房のメンバーとはいっしょに舞台をやるのが初めてだったんで「この子はこういう演技するんだ」ってすごく刺激を受けました。個人的には清水佐紀ちゃんの演技には、“グッ”ときましたね。切ない演技も悲しい演技も楽しい演技も全部素敵で、本番中も袖からずっと見てました。
HH なるほど。コラボコンサートではどうですか?
熊井 ℃-uteは、ダンスとかすべてが揃っていて、すごいなって! Berryz工房はもうすべてがバラバラなんで、まあ、そこがいいところだと思うんですけど(笑)。でも、℃-uteみたいにダンスが揃ってるのは、カッコいいなあって思いましたね。
鈴木 わたしたちは逆に、Berryzの個性がすごいって思ってます。Berryzはコラボコンサートみたいに人数が多くても、その中に埋もれない個性がすごいなって、「どうしてなんだろう?」って、みんなで話し合いました。℃-uteはグループならば、前に出ていける自信はあるんですけど、個人個人になると埋もれちゃうんですよ。今回のツアーをやってみて、どうしたら個性が出せるか、学べたらなって思います。
HH Berryz工房と℃-ute、お互い、刺激を受けまくっているんですね! 2011年を経た、2グループの2012年の活躍が楽しみです! 今日はありがとうございました!

(インタビュー・構成・原稿:岩岡としえ)

 

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